渋谷区役所新庁舎、開庁 「ワークスタイル改革」進める

シブヤ経済新聞

 渋谷区役所新庁舎が1月15日、開庁した。建物は地下2階~地上15階の17フロアで、面積は3万1400平方メートル。新庁舎では約1500人の職員が働く。

 フロア内は壁が無いオープンフロアとし、職員同士のコミュニケーションの活性化を図るほか、モバイルPCやオンライン会議の導入などのICT化、グループアドレスの導入などで「ワークスタイル改革」を進める。

 総合案内は1階と2階に配置するほか、1階にはコンビニエンスストア「セブン-イレブン」が出店するほか、高齢者や障がい者を雇用する飲食店を併設。2階~3階のエスカレーター周辺は吹き抜けの開放的な空間となっている。

 開庁に際して、長谷部健渋谷区長は「新庁舎はICTの基盤の上に成り立つスマート庁舎を目指している。災害発生時は8階が最新システムを導入した防災拠点になったり、職員が入れ替わって対応するワンストップの窓口を備えたりするなど新しいことに挑んでいる。働き方改革の面では、職員が1人1台、モバイル端末を持ち仕事に生かしていく。新しいことがどんどん始まるきっかけになる庁舎ということで個人的にも楽しみにしている」と期待を込める。(2019年01月15日)

関連記事を読む

動画ニュース一覧

さらに読み込む

アクセスランキング