銀座線渋谷駅改良工事、M形屋根のスライド工法公開

シブヤ経済新聞

 東京メトロ銀座線渋谷駅改良工事の現場が2月7日未明、報道陣に公開された。

 改良工事は、1938(昭和13)年の開業以来、大規模工事を行っていなかった渋谷駅を表参道寄りに130メートル移設するもの。ただ、明治通りの上が現場となり、クレーンを使った作業スペースに限りがあるため、駅舎を覆う屋根については、M形鉄骨を組み立ててはスライドさせる工法を採用している。

 この日公開されたのは、長さ22.5メートル、重さ290トンの鉄骨をスライドさせる工事。38分かけて7.5メートル、スライドさせた。今後、さらに6回のスライドを経て110メートルに及ぶ屋根が完成する。

 ホームの供用開始は2019年度を予定。(2019年02月07日)

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