徳山動物園・新ゾウ舎へゾウが引っ越し

周南経済新聞

 周南市徳山動物園(周南市徳山)で4月16日、新ゾウ舎オープンに伴いスリランカゾウ2頭の引っ越しが行われた。

 2頭はスリランカゾウの「ミリンダ」(オス・11歳)と「ナマリー」(メス・12歳)。現在の体重は、ミリンダ=約3.5トン、ナマリー=2.8トン。2013年9月にスリランカから来園した。

 およそ2カ月間にわたり、旧ゾウ舎で輸送箱に入る訓練などを行ってきた2頭。この日は、ゾウが入った輸送箱をクレーン車でつり上げてトラックに載せ、公道を走り、約500メートル離れた新ゾウ舎へ運んだ。予定よりスムーズに作業は進み、2頭とも無事引っ越しを終えた。

 磯部良治園長は「宙づりにされることは人間でもなかなかないこと。どうなるかと心配していたが、無事引越しを終え、ナマリーもミリンダも落ち着いた様子でホッとした」と話す。

 新ゾウ舎は今月26日、一部オープンを予定している。(2019年04月17日)

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