レノファ山口、J2・4年目始動 晴天の下、初練習に750人

山口宇部経済新聞

 サッカーJ2のレノファ山口FCが1月14日、県立おのだサッカー交流公園(山陽小野田市)で今季初練習を行った。

 レノファにとって今季はJ2・4年目。昨季から指揮を執る霜田正浩監督の下、既存選手16人に、元日本代表FWの工藤壮人選手、岐阜から田中パウロ淳一選手など、11人が加わった。

 初練習の様子を一目見ようと、午前はファン・サポーター350人が見学に訪れた。選手たちは晴天の下、オフ明けの体を動かした。

 午前練習の後には記者会見が行われ、新加入した防府市出身のゴールキーパー・永石拓海選手、今シーズンから完全移籍となった高木大輔選手、霜田監督がインタビューに応じた。

 永石選手は自身の持ち味を「ハイボールの強さやシュートストップ、果敢に前に出ていくところなので、ぜひ見てほしい」、高木選手は「昨年以上の覚悟をもって来たので、個人としてキャリアハイは絶対に更新しなきゃいけない。今年は昨年以上に本気でJ1昇格を目指していかなきゃいけない」と話した。

 霜田監督は「契約更新や新加入した顔ぶれから期待感をもってシーズンオフを過ごしたが、今日からは危機感をもってシーズンに入りたい。サポーターには期待してもらっていいし、プレッシャーをかけてもらっていい。僕らはそれに応えられるように、昨年より一つハードルを上げたい」と力を込めた。

 午後は400人のファン・サポーターが見守り、選手たちは真剣な面持ちでハードな練習に取り組んだ。

 1月15日から18日までの練習も「県立おのだサッカー交流公園」で行い、23日からはタイでトレーニングキャンプを実施。J2リーグは2月24日に開幕し、レノファはホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)で柏レイソルと対戦する。(2019年01月15日)

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