和歌山城公園動物園のクマ園長「ベニー」に夏の贈り物

和歌山経済新聞

 和歌山城公園動物園の動物の園長「ベニー」に7月23日、スイカの器にフルーツなどを盛った「スイカパフェ」が贈られた。

 ベニーは1994(平成6)年に来園した推定年齢26歳、体長約140センチ、体重約100キロの雌のツキノワグマ。2015(平成27)年の第1回動物園長選挙で和歌山城公園動物園初の「動物の園長」に選ばれた。

 中身をくりぬいたスイカに、モモや凍らせたバナナ、クマ用ペレットを盛り合わせたスイカパフェをもらったベニーは好物のモモを食べた後、涼を楽しむように凍ったバナナなどをかじる姿を見せた。

 二十四節気の「大暑」の今日、和歌山市内は午前10時には30度を超える暑さに。和歌山城整備企画課の瀧本翔子さんは「これからまだ暑くなる中、スイカパフェを食べて夏を乗り切ってほしい」と話す。

 開園時間は9時~17時。火曜休園(8月31日まで無休)。(2019年07月23日)

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