美里町観光大使が県の有形文化財・競進社をリポート

本庄経済新聞

 美里町観光大使のきゅるべり桜花さんが9月13日、埼玉県の有形文化財「競進社模範蚕室(きょうしんしゃもはんさんしつ)」(本庄市児玉)をリポートした。本庄市文化財保護課の野口さんが案内役を務めた。

 県立児玉白楊高校(本庄市児玉町金屋)の前身ともいえる同建物の創設者は養蚕家の木村九蔵(くぞう)。当時養蚕農家は児玉地域だけでも2000軒以上あり、明治から大正時代にかけて養蚕業で繁栄した。

 リポートを終えた桜花さんは「今回のリポートはとても新鮮だった。学校では習えないことを教えていただいたので、これからも皆さんに、たくさんの情報を発信していけたら」と話した。

 桜花さんによる「地域めぐりレポート」は、埼玉県北部地域振興センター本庄事務所のホームページで確認できる。(2020年10月08日)

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